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花の分類(アサガオ・サクラ・マツ)

花の分類②:タンポポ・チューリップ

花の分類③:イネ・ススキ・ヒマワリ・ホウセンカ

理科(特に生物)は「分類の教科」といってもいいでしょう。多すぎて覚えられない?

確かに覚える事はたくさんありますが、「大事な事を繰り返す」事で短期記憶が長期記憶

になっていきますので、繰り返しやりましょう。

この記事では、「個々の花」の特徴(試験に出題される所)を中心にまとめますので、

一概に【分類】ではありません。

画像出典:https://yuzupa.com/syokubutsu/

 

タンポポ:合弁花(舌状花)・キク科・ロゼットで冬越し・セイヨウタンポポとカントウタンポポ

タンポポの花弁は1枚?5枚?150枚?』 | 誠泉塾

画像出典『塾技100理科』p120

●合弁花(花びらつながっている)の代表:5枚。小さい花(舌状花)が集まっている「頭状花」

「頭状花」はキク科!!:タンポポ、ヒマワリ、コスモス、ヒメジョオン)

●春に開花・秋に発芽・ロゼットで冬越し

道ばたにタンポポのロゼット葉 - 多摩の自然☆写真散歩

タンポポのロゼット:地べたから直接葉っぱが出る事。ロゼットで冬越しを

すると、春になったらすぐに光合成ができて早く成長できる

●「タンポポ」には「セイヨウタンポポ」(外来種)と「カントウタンポポ」(在来種)がある

セイヨウタンポポは受粉なしで種子が作れ、軽いので、遠くまで飛び繁殖しやすい。

受粉なし→環境に左右されない+(昆虫不要なので)季節に関係ない

●タンポポの開花条件:色々!(日光、夜間の気温etc.)

 

チューリップ:単子葉類・球根で冬越し

画像出典『塾技100理科』p120

●チューリップは単子葉類

●秋に球根→球根で冬越し→春に発芽・成長・開花→新しい球根に

●チューリップの開花は「気温20度」が目安

 20度以上:内側の3枚の花弁が外側より早く成長して開く

 20度未満:外側のがく(3枚の花弁に見える)が内側より速く成長して閉じる

チューリップは単子葉類です。単子葉類は植物の分類時にとても便利なので

必ず暗記してください。

中学受験に限らず理科の試験では「単子葉類」がよく出題

されるので、そちらを覚えて、「双子葉類は単子葉類ではない!」

とすればいいでしょう。

単子葉類は、根=ひげ根、葉脈=平行脈、茎=放射状になっている

(双子葉類は、根=主根・側根、葉脈=網状脈、茎=輪状になっている)

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単子葉類の語呂合わせ「だんながヒゲの散髪へ」

だん(な)→単子葉類

ヒゲ(の)→(根)ヒゲ根

散(髪)→(茎)散らばっている

へ→(葉)平行脈

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【「単子葉類の植物の語呂合わせ」:いとうすすむエッチね+ユリ】

「い」→イネ

「とう」→トウモロコシ

「すす」→ススキ

「む」→ムギ

「え」→エノコログサ

「っ」→ツユクサ

「ち」→チューリップ

「ね」→ネギ

ユリも単子葉類

 

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1 そもそも「生物」とは何か(条件3つ)?「動物」と「植物」の違いは?

2 光合成(水・二酸化炭素・光・葉緑体)

3 植物の分類:種子植物→被子植物→単子葉類→チューリップという世界認識

4 花のつくり(花の4要素・両性花と単性花・花びらの枚数)

5 受粉(種のでき方)

6   種子の作り

7 発芽と成長

8 根・茎のつくり

9 葉のつくりとつき方

10  蒸散

11 季節と植物

12 ジャガイモは茎!サツマイモは根!

13  花の分類(アサガオ・サクラ・マツ)